HOME > Blog > アーカイブ > 2016年11月

Blog 2016年11月

ピュウデザインの輪郭

今春 3月24日 妻陽子がこの世を去りました
生を受け41年
夫婦として13年
そしてピュウデザインとして11年半

なかなかこの場で報告する事が出来ませんでしたが、改めてここで報告させていただきます。

早すぎる別れに未だ癒されない想いはありますが、彼女の遺した美意識や感覚は、今尚生きていると信じています。
夢半ばだった、彼女がこの先やっていきたかった事、叶えていきたかった夢を、しっかりと引き継いでいき、研ぎすませていけたらと思っています。


最初は二人で始めたピュウデザインですが、クライアントやスタッフ、その履歴の中で積み重ねて来た数多くの出会いこそが、今あるピュウデザインの輪郭を形づくっていると思います。
妻の遺した足跡とその想いは、スタッフ全員がちゃんと受け止め、ピュウデザインの骨肉として、その輪郭をより美しく究めていきます。

その想いを胸に、プロフィール写真、更新しました。
この写真はみんな堅すぎなので、正式にはこちら→profile

今後とも、私たちピュウデザインをよろしくお願いいたします。
 

20161130.JPG
陽子のスケッチとともに

街並ガイドライン

「月、星、太陽のいえ」は、街並ガイドラインや、景観条例など、街並に関する様々な指針の敷かれたエリア(国定公園内)に建ちます。

着工前、建築確認前に、時間をかけチェック、許可を受けようやく建てる事が可能となり、
その審査内容は、建物の色や形、屋根の勾配に至るまで様々な項目があります。
遵守し、厳しく制約するならば、それは統制された、美しい景観を形成した街並を想像しますが、出来上がるその街並はこれと言って特色もなく、かといって統制された感もない、色だけが、なんとなーく突飛な物を受け付けなかったであろう無味乾燥な街並となっています。

「月、星、太陽のいえ」はそのルールをかなり遵守したと思うし、そのロケーション、構成する街並の一部としてルールに寄り添ったつもりでしたが、なぜか明らかな異彩を放っています。

どこか自虐的ではありますが、ただ統べるだけでないビジュアライズされたしっかりとしたルールがあれば、景観として、街並の彩りとして美しい景色が作れるのになと思います。


あのスイッチは白でいいのかな?

悩みに悩んでベターを選ぶよりも、ちょっと違うんじゃない?って位が良いときもありますよね。

こればっかりは、感覚の世界。


並木道のいえ。

今度の針葉樹合板はグレーです。
カーテンと庭の打ち合わせも上々。
廊下全体が吹き抜けになった独特の塔屋スペースに、跳ね出しの渡りステップのある、個性的な空間を持った物件です。
年内完成と年内オープンハウスを目指す。


アプローチの在り方

玄関までのアプローチは、建物と敷地境界線で形づくられるその空間に奥行きがあればあるほど、立体的になりますね。また10メートルに満たない道程でさえも、その奥行きが玄関に至る間にゆっくりゆっくりと気持ちにグラデーションをかけ、ほっと出来る家の中へと導いてくれると思います。

 

Photo:犬山のいえ


2.0アトリエのいえ

大垣、2.0アトリエのいえも、延び延びになりつついよいよ完成を迎えます。

平屋棟のLDK空間は、壁天井、お施主さんの施工による、しっくい仕上。
プロの左官仕事とは違い、うまく塗れていない仕上の具合が、グレーの顔料入りという事も相まって、よりくすんだ表情を際立たせ、まるで洞窟の様な空間になりつつあります。

12月10日土曜日、オープンハウスです。

オープンハウスのお知らせへ→


針葉樹の壁

針葉樹合板シリーズが続きます。

上川手のいえ、大垣のいえ、並木道のいえ、月、星、太陽のいえ

それぞれ違う個性を持っていますが、針葉樹合板を化粧で使う点では共通。

コストと雰囲気の両側面から、たまたま続く四件で同じ仕様になっています。

どうしても時期の近い物件は、テイストも近くなりがちですが、それは決してアイデアを使い回している訳ではなく、不思議と時期の近いクライアントの、その求めるテイストや諸条件さえも近かったりします。


1

« 2016年10月 | メインページ | アーカイブ | 2016年12月 »

このページのトップへ